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ときめきマシンガン

夢見がちな性格なので教えてほしい

セーラームーンミュージカルを見てわたしこれで育ってきたわ…って思い知った

美少女戦士セーラームーンのミュージカルが、今渋谷でやってる。23日まで。
2005年を最後にストップしていて、今年8年ぶりの上演らしい。テニスの王子様のミュージカルをここまで育てあげた(今年10周年)ネルケプランニングドワンゴが入ってて、へえ~どうなるんだろうと思って発表された時から楽しみだった。多めにチケットとって友達誘うくらいには楽しみにしてた。

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美少女戦士セーラームーン ミュージカル公式(美少女戦士セーラームーン STAFF) - ニコニコチャンネル:エンタメ

セーラームーン、という言葉を聞くだけで胸にくるものがある。人生と切っても切り離せない。かわいくてかっこよくてキラキラな女の子を今もずっと好きでいるのはやっぱりどうにもセーラームーンのせいだと思う。最初に恋に落ちたアイドル。

いやー……なんかよくわからないけどすごい心を揺さぶられた。いろいろ気になるところはないわけじゃないけど、もうとにかくセーラームーンの、どうしようもなく自分の血と肉になっている感がヤバすぎた。やっぱり、歳をとるって楽しいことだと思う。糧にしてきたものを何度だって噛み締めておいしく味わえるんだもんな。20周年めでたい。




「聡美さんの月野うさぎは全くうさぎ」、って言葉の意味が、舞台見るとあまりに迫ってきてすごい。わたしは嫌いじゃなかったけど、一緒に行った昔のセラミュも好きで旧キャストも知ってる子は「なんであの子が主役なの!!やだ!下手じゃん!」て言ってて正直その気持ちもとてもわかる。
月野うさぎさんのドジっ子甘えんぼ能天気キャラが強調された脚本だから、いきなり甘ったるくて間延びした話し方で「まもちゃ~ん?」とか言い出すから、最初は、だ、大丈夫なのこの子…ってハラハラするんだけど、毅然としてると気高くて、いい意味でどこまでキャラなのか演技なのか素なのかわかんなかった。う、うおお…うさ子…ってなった。
荒削りなんてものじゃなくてダンスも歌も微妙におぼつかない。周りはうまい人いっぱいいるし、引っ張ってる感じでは全然ないし、特に感情的な演技、泣いたり嘆いたりする部分は、が、がんばれ…ってなる感じだったけど、それでもとにかくムーンパワーが…わかんないけど……!吸収早そうぐんぐんうまくなりそうって思った。だってねー、甘ったるい部分でも声がすんごいよく通るんだよねー、エネルギーがあるんだよねー、セーラームーンの説得力。思えばアニメでも「なんだかよくわからないけど前世は月のプリンセスらしい」がスタートのすべての理由なんだし、その説得力に近似な気もしないでもない(てきとう)

水野亜美さんが好きなのかセーラーマーキュリーが好きなのか松浦雅さん(役者さん)が好きなのかもはやよくわかんないけど亜美ちゃんの一挙一動にときめいた。どれくらい亜美ちゃんが好きだったかっていうとなんとか彼女に近付きたくて朝食にクロワッサンが食べたいと母親にごねたくらいだ。天才少女にはなれなくても朝ごはんを真似することはできる。「好きな男性のタイプ? アインシュタイン」ってせりふがかわいくて……アニメ版の声に似てたし雰囲気も品がよいのにすましててちょっと背伸びした感じでマジで亜美ちゃんだった。

ていうか4人とも、まこちゃんもれいちゃんも美奈子ちゃんもみんな、それぞれわたしの知ってるセーラー戦士すぎた。まこちゃんはみんなより少し背が大きくて肩幅も広めで大股で歩く、れいちゃんは細くて紫の髪を揺らしてつんとしてて身のこなしがきれい、美奈子ちゃんは無邪気でアイドルできゅるきゅる。

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今回はオール女性キャストなんだけど、大和悠河さんは、もう「職業:タキシード仮面」でいいと思った。あのマントさばき、なんなの……一般人では到底習得しえないあの裾の揺れ方。宝塚歌劇団の凄みよ……。顔立ちすっとしてて女性っぽいから逆に少女漫画感があった。まもちゃんの登場シーン、うさぎちゃんとキャッチボールするんだけど、そこのクラシカルな感じすごかった笑
他にも何人か宝塚歌劇団OBの人出てたけど、なんとなくあの人はそうかな~と思わせる何かがあった。初風緑さんのクイン・ベリル様美しくてかっこよかった。歌にぞくぞくした。真っ赤な髪にえんじ色のマーメイドドレス。悪役のボスの女の人って、大抵好き。ヅカ時代は男役だったんですね。宝塚出身の人たちはそういうギャップ楽しいねー。

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四天王だと彼が好きです。女の人ですが。ゾイサイトもいいけど亜美とのあいだに入るわけには……(どちらかというと後者への愛が強い)

地球の乙女のエネルギーを少しずつ吸い取ってるんだ、この乙女ゲーに夢中にさせてな!シリーズ第2弾ではパワーアップして出てくるキャラ使って三次元展開もするぞ!見ろ、派生アイドル「パンデミック4」!って展開、漫画原作がゲーセンのアーケードゲームだった?のを2013年にこうしたの、時代の流れ汲んでて激アツだった。いきなり踊りだして何事かと思った。まずグループ名キャッチーすぎるからね?

テニミュもそうだったけど、照明の使い方がすごい好き。わかりやすくテンションが上がる。現実なのに非現実なことを一発でわからせる力すごい。技巧的なこととか演出の妙みたいなものはよくわからないけど細めのスポットがステージを刺すように何本も走るの、いつもどきどきする。あとねー、曲がほんとにいい。ただただテンションあがる。衣装もめっちゃかわいい。スカートが2段になってるのほんとにかわいい。


セーラー戦士だうおおおって思いながら見てて、突然あの曲がかかるわけ。みなさん知ってるあの曲が。今でも流れるだけでOP映像を脳内で再生できるあの曲が。泣いたよね。不意打ちすぎて。「思考回路はショート寸前」。わけもわからず泣いた。振付もいい感じで客席で振りコピしたくなったけど(ドルヲタ脳)そういう空気じゃなくて残念でした…笑 あのぐわあああってくる感じをもう1度味わいたい……。

セーラームーンにときめいてた時代がある人なら何かしら思うところあるはず。とにかく、元気出る。2.5次元的な舞台、今年はいろいろタイミングがあって、テニスの王子様と忍たま乱太郎とセーラームーンのを見たけど、全部ただただエンターテインメントなのが幸せだった。説教臭くない安心感。まぁそれは当然いい面も悪い面もだと思うけど、わたしは大好きだ。明日も元気に生きるために、娯楽ってあるんだもんね。

チケット7000円くらいするからちょっとお高いし、23日までだからもう終わっちゃうけど当日券もあるようです。ネットチケットもあるからそれでも見られる。